
スイス南部で氷河が崩壊 土石流がふもとの村を飲み込む

スイス南部レッチェンタール(ヴァレー州)で28日午後、大きな氷河が崩壊し、大規模な土砂崩れがふもとのブラッテン村を襲った。多数の家屋が倒壊し、1人が行方不明。

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28日午後3時30分頃、地滑り警報が出ていたビルヒ氷河の大部分が一気に崩落。マグニチュード3.1の地震を引き起こした。
スイス公共放送(SRF)やSNS上の動画は、氷河が崩れ、大量の土砂が巨大な砂塵を巻き上げながら、息をのむ速さでスピードで谷に押し寄せる様子をとらえている。
☟SRFがドローンで撮影した動画
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ヴァレー州当局は28日朝の時点でレッチェンタールを「特別な状況」にあると発表。「可能な限り迅速に対応し、必要であればすぐに複数の大規模な介入資源(州の管理機関、市民保護、軍隊)を動員することができる」と説明していた。
前日から活発化
氷河は27日の夜から活動が活発化した。
27日午後6時ごろと28日午前4時ごろに大きな崩落が発生したが、どちらも土砂はブラッテン村には届かなかった。
翻訳:ムートゥ朋子
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